Artist : Pain Of Salvation (Sweden)
Type : Full-length
Type : Full-length
Genre : Progressice Metal
Notes : Japanese fans praise this album as a masterpiece.
Total Time : 62:40
Notes : Japanese fans praise this album as a masterpiece.
Total Time : 62:40
Grade : 「88」
1. Used [5:22] ★
2. In The Flesh [8:36] ★
3. Ashes [4:28] ☆
4. Morning On Earth [4:34] ☆
5. Idioglossia [8:29] ☆
6. Her Voices [7:56] ★
7. Dedication [4:00]
8. King Of Loss [9:48] ☆
9. Reconciliation [4:24]
10. Song For The Innocent [3:02]
11. Falling [1:50] ☆
12. The Perfect Element [10:11] ☆
スウェーデン出身のプログレッシブメタルバンドの3rd。
ファンの間のみならず、プログレリスナーの間でも名盤として名高い作品のようです。
統一感については良いです。
コンセプト作なので作風はもちろん、サウンド面でもよく統一されています。
美しくもどこか乾きや暗さを感じさせる音が何ともたまりません。
曲について、質は非常に高いです。
リフや、特にメロディは耳を惹くには十分です。
変拍子は一部の曲を除いては案外少なめで、それよりも全体的に構築感がよく光っています。
また、アレンジもレベルの高いものを聴くことができます。細かいです。
気になる点としては、同一のメロディを(多少いじってはいますが)繰り返されている点。
5thのように、ここぞというときに導入してくるのは問題ないのですが、
残念ながら 今作ではそのように感じませんでした。
ここが私的に"名盤にできない"理由になります。
Vo のDaniel Gildenlow (Guitar兼任)はこの時点で すでに素晴らしい歌声/表現力の持ち主です。
(ちなみに彼は、私の最も好きなボーカリストの一人です)
演奏陣(Guitar,Bass,Drums)のレベルは非常に高いです。
もとよりプログレッシブメタルバンドですし、当然でしょうか。
もとよりプログレッシブメタルバンドですし、当然でしょうか。
「良い音楽」をお探しで、複雑な楽曲がお嫌いではなければ 本作をあたってみてはいかがでしょうか。
*Tunes
1. Used
プログレリスナーには言わずと知れた名曲のようです。そして、私にとっても名曲。
アルバムでは珍しく、変拍子炸裂です。初めて聴いた時は、よくわからない。
しかし、一度慣れると いかにこの曲が整合性のとれた曲であるかがわかるはずです。
ちなみに、私はこの曲で彼らを知ったのですが、聴いた瞬間にビビビッときました。
2. In The Flesh
名曲。爽やかそうな曲なんですが、やはりそれとない暗さが醸しだされています。
8分半という比較的長尺ながらも、すばらしい曲展開のために さらっと聴けちゃいます。
後半の盛り上がりが特にお気に入り。また、Gildenlowの歌声にも注目です。
6. Her Voices
名曲。とても美しい曲です。
この曲のポイントは、やはり静動の対比でしょう。中盤からの展開が魅せ場だと思います。
Gildenlow の歌声も素晴らしい。
ほぼ繋がっているからでしょうか、続く⑦:Dedication と合わせて聴きたい曲ですね。
12. The Perfect Element
どこか壮大でシネマチックな雰囲気で魅せてくれます。
サビメロ/中盤の展開・歌メロがとても頭に残ります。
どちらも特別すごいとは思わないのですが、琴線に触れるものがあります。
まさに〆に相応しい良曲です。
*Listen to GOOD songs
1. Used
2. In The Flesh & 3. Ashes
6. Her Voices
Pain Of Salvation - Perfect Element Ⅰ のレビューは以上です。
お読みいただきありがとうございました。