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Album Title : Manic Thoughts Of Perverse Mutilation (2008)
Artist : Gortuary (US)
Type : Full-length
Genre : Brutal Death Metal
Total Time : 32:46
Grade : 「90

1. Mutilation By Double Penetration [4:40] 
2. Skull Fragments [3:52] 
3. Hereditary Retardation [4:03] 
4. Pedophile Manipulation [2:24] 
5. Pool of Excrement [3:22] 
6. Transgender Dismember [4:38] 
7. Splatter Facal Matter [2:22] 
8. Meat Grinder Homicide [2:22] 
9. Wake Up Murder [5:03] *

アメリカ出身のブルータルデスメタルバンドの1stフル。名盤です。
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凄惨たる gory なシーンを示すジャケは、音を具体化したものであるかのようにマッチしています。
そして そのサウンドは"激重"、異常までの音圧を有し、
殺気や血といったゴア的な生々しさをダイレクトに伝えるかのように、
気を抜けば聴き手を簡単に飲み込んでしまいそうなほどに、
まさしく鼓膜を圧殺します。

作品全体を見渡せば、似たようなリフこそありますが、
個人的には、"曲展開が複雑かつ豊富であり、質も高い"という印象の方が強いです。
それは切り替わる際にも何らかのアクセントが入れられていて、突拍子なものは少ないです。
また、各曲には特徴的な展開や、何より"魅せ場"があるので、区別が付きます。
という具合に、曲には私が好きな要素が備わっているため、本作には とても好感を持てました。
リズム感にも優れているので、ヘドバンもしやすいですからね。

ソロ等に多少のメロディがあるので、「メロディのないブルデスが好き」という向きはご注意ください。
また 音圧により、作品を通しで聴くには ある程度の忍耐力や慣れが必要と思われますが、
以上の理由と同様に、聴いていて楽しいので 私は苦にはなりませんでした。

Vo. は楽器隊におされてか、少しだけ聴き取りにくいです。
しかし彼の声は鬼気迫るものがあるのは確かです。
声を使い分けるタイプではないですが、私は嫌いではありません。 

というわけで、本作は私の好きなブルデスの典型例でありました。
"グロテスクで激重"なブルデスをお探しの方は、本作を是非。


*Listen to GREAT songs!

 
 6. Transgender Dismember


 9. Wake Up Murder


Gortuary - Manic Thoughts Of Perverse Mutilation のレビューは以上です。
お読みいただきありがとうございました!